【ブックレビュー】『認知症世界の歩き方』認知症の方へのインタビュー 貴重です!
『認知症世界の歩き方』認知症の方へのインタビュー 貴重です!
『認知症世界の歩き方』
(著者:筧裕介/監修:認知症未来共創ハブほか/出版社:ライツ社)
認知症に関する本は、医療従事者や介護者の視点でかかれることが多い。
そう、認知症ご本人から発信された内容の本は、なかなか無い。
認知症があるご本人にインタビューを重ねて、その声を「旅人の声」として掲載しているのが本書だ。
例として「いつも乗っているバスなのに、自分がいまどこにいるのか、どこに向かっているのかわからなくなってしまった体験談など。」
体験談は本書の目玉だ。
そして、介護者からよく聞かれること。
「なぜ、認知症ご本人は、お風呂に入るのを嫌がるの?」
などなど……。
その背景がわかれば、対応の仕方が変わってくる。
介護が楽になる。
本書はそのようなことがわかる本です。
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【ブックレビュー】『マインドフルネス瞑想がよくわかる本』なにもなくても始められます!
『マインドフルネス瞑想がよくわかる本』なにもなくても始められます!
『マインドフルネス瞑想がよくわかる本』
(監修:有光興記/出版社:講談社)
マインドフルネスと聞くと「難しそう」と思っていませんか?
じつは、特別な場所や道具、姿勢、知識は必要ありません。
「なにも準備しなくてよい」これなら気楽にはじめられますね!
気軽にできる様々な瞑想の方法や、瞑想がうまくいかないときの考え方、日常生活を送りながら瞑想ができる方法が紹介されています。
「日常生活を送りながら瞑想って?」
これはなに?疑問に思いますよね……。
なんと、食事のとき、立ち上がるときや座るとき、歩くときにも瞑想ができるそうです。
本書は100ページほどの分量で、イラストも多く読みやすい。
はじめてマインドフルネスの本を読む方や、他書を読んで挫折した方にもおすすめです!
【ブックレビュー】 『片づけの基本』捨てることへの罪悪感を捨てる!
『片づけの基本』捨てることへの罪悪感を捨てる!
『片づけの基本』(著者:渡部亜矢/出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)
片づけというと、部屋を「モデルルーム」のようにしなければならないと思いがちです。
しかし、そんな必要はありません。
本書で著者は「自分が心地よい空間をつくること。」といっています。
また、片づけたいのに片づけられない人のために、片づけのコツ10選を紹介しています。
私はその中で「3の法則」に注目しました。
ものを「いる」「いらない」「一時保管」にわける方法です。
ものを見たら、それらを3秒で決めます。3秒で決まらない場合は「一時保管」に仕分けします。
これなら、サクサクと片づきますね!
この時、一時保管に仕分けられたものはどうなるの?
と疑問がわきますよね・・・。
「一時保管」に仕分けたものは、目につかない場所に置いて、一定期間放置しているようなら、中身を見ないで処分するとのことです。
本書ではその一定期間を半年以上としていますが、これは自分で決めてもよさそうですね。
「3の法則」で片づけを何度か繰り返していくと「一時保管」に仕分けされるものが減っていくそうですよ。
試してみたくなりますね♪
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【ブックレビュー】『「読む」だけで終わりにしない読書術』多読や速読はしなくていい!
『「読む」だけで終わりにしない読書術』多読や速読はしなくていい!
「読む」だけで終わりにしない読書術
(著者:本要約チャンネル/出版社:アスコム)
本書は「本を読むだけでは何も変わらない。本を読み実践することが重要である。」と述べています。
そして、多読や速読はすすめていません。
本から知識を吸収し、実践するための7つの読書術を紹介しています。
私はそのひとつ「ドーパミン読書」に注目しました。
購入直後は、読書へのモチベーションが一番高いため、内容も身に付きやすく、実践もしやすい。
短時間でもいいので、自分に必要な箇所を読んでみることが大切だそうです。
なるほど・・・。せっかく本を購入しても買っただけで満足してしまって、そのまま本棚の肥やしになることも少なからずありますしね。
購入したら、少しでもいいので読んでみる。
積読の防止にもなりそうです。
【ブックレビュー】『インプット大全』インプットにはコツがあります!
『インプット大全』インプットにはコツがあります!
『インプット大全』(著者:樺沢紫苑/出版社:サンクチュアリ出版)
現代人は毎日、たくさんの情報を仕入れています。
しかし、一週間で仕入れる情報のうち、なんと3%しか覚えていません!
残りの97%は、残っていないのです。
なんだかビックリですね・・・。
本書では、効率よくインプットする方法が紹介されています。
「アウトプット前提で、インプットをする。」
そうすると、脳が活性化し、記憶に残りやすくなるそうです。
本を読んだら、ブックレビューを書くのもその一環ですね。
また本書では、速読や多読よりも「深読(しんどく)」をすすめています。
「深読」とは、本の内容を人に説明できるまで読み込むことです。
たしかに、いくら本をたくさん読めても、内容を覚えていなければ意味がありませんよね。
ブックレビューを書くことは、「深読」する訓練になるのでは。
そう思い、今後もブックレビューを書いていきます♪
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【ブックレビュー】『オープンダイアローグ 私たちはこうしている』精神医学のあらたな取り組み!
『オープンダイアローグ 私たちはこうしている』精神医学のあらたな取り組み!
『オープンダイアローグ 私たちはこうしている』
(著者:森川すいめい/出版社:医学書院)
「オープンダイアローグ」をご存じですか?
私は、どこかで聞いたことがある程度でした。
オープンダイアローグとは、フィンランド発の手法で「開かれた対話」と呼ばれています。
いままでは、精神医学において治療の中心は、診察と服薬でした。
そんな精神医学の分野で、オープンダイアローグが注目されているそうです。
たまたま図書館で目にした本書。
この本を読み進めていくと、医療や福祉分野で働く人だけではなく、
一般の人にも役立つ内容だと感じました。
たとえば「話すことと聞くことを分ける」→相手が話している途中で口をはさまない。
これは私もキモに命じなくては・・・。
人間関係を良好にするのにも良い本です!