モクレンの備忘録

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【ブックレビュー】『発達障害サバイバルガイド』発達障害でなくても役に立つ!

発達障害サバイバルガイド

発達障害サバイバルガイド』発達障害でなくても役に立つ!

発達障害サバイバルガイド』

(著者:借金玉/ダイヤモンド社

 

本書は「発達障害」という問題を抱えた人々が、食べていくための「生活術」をまとめた1冊です。


生きていくのに役立つコツとして「46のライフハック」が紹介されています。
発達障害でなくても「ぜひ、参考にしたい!」と思えるものもいくつかあります。


例えば「その日にやることを1つの箱に入れて、いつでも目につくような状態にしておく」という方法。


これなら忘れないですよね。
工夫が大切ですね。

 

 

【ブックレビュー】『認知症世界の歩き方』認知症の方へのインタビュー 貴重です!

認知症の歩き方

認知症世界の歩き方』認知症の方へのインタビュー  貴重です!

 

認知症世界の歩き方』

(著者:筧裕介/監修:認知症未来共創ハブほか/出版社:ライツ社)

 

認知症に関する本は、医療従事者や介護者の視点でかかれることが多い。

 

そう、認知症ご本人から発信された内容の本は、なかなか無い。

 

認知症があるご本人にインタビューを重ねて、その声を「旅人の声」として掲載しているのが本書だ。

 

例として「いつも乗っているバスなのに、自分がいまどこにいるのか、どこに向かっているのかわからなくなってしまった体験談など。」

 

体験談は本書の目玉だ。

 

そして、介護者からよく聞かれること。

「なぜ、認知症ご本人は、お風呂に入るのを嫌がるの?」

などなど……。

その背景がわかれば、対応の仕方が変わってくる。

介護が楽になる。

 

本書はそのようなことがわかる本です。

 

【ブックレビュー】『マインドフルネス瞑想がよくわかる本』なにもなくても始められます!

マインドフルネス瞑想

『マインドフルネス瞑想がよくわかる本』なにもなくても始められます!

『マインドフルネス瞑想がよくわかる本』

(監修:有光興記/出版社:講談社

 

マインドフルネスと聞くと「難しそう」と思っていませんか?

 

じつは、特別な場所や道具、姿勢、知識は必要ありません。

「なにも準備しなくてよい」これなら気楽にはじめられますね!

 

気軽にできる様々な瞑想の方法や、瞑想がうまくいかないときの考え方、日常生活を送りながら瞑想ができる方法が紹介されています。

 

「日常生活を送りながら瞑想って?」

これはなに?疑問に思いますよね……。

 

なんと、食事のとき、立ち上がるときや座るとき、歩くときにも瞑想ができるそうです。

 

本書は100ページほどの分量で、イラストも多く読みやすい。

 

はじめてマインドフルネスの本を読む方や、他書を読んで挫折した方にもおすすめです!

 

【ブックレビュー】 『片づけの基本』捨てることへの罪悪感を捨てる!

片づけの基本

 

『片づけの基本』捨てることへの罪悪感を捨てる!

『片づけの基本』(著者:渡部亜矢/出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン

 

片づけというと、部屋を「モデルルーム」のようにしなければならないと思いがちです。

しかし、そんな必要はありません。

 

本書で著者は「自分が心地よい空間をつくること。」といっています。

 

また、片づけたいのに片づけられない人のために、片づけのコツ10選を紹介しています。

 

私はその中で「3の法則」に注目しました。

 

ものを「いる」「いらない」「一時保管」にわける方法です。

ものを見たら、それらを3秒で決めます。3秒で決まらない場合は「一時保管」に仕分けします。

 

これなら、サクサクと片づきますね!

 

この時、一時保管に仕分けられたものはどうなるの?

と疑問がわきますよね・・・。

 

「一時保管」に仕分けたものは、目につかない場所に置いて、一定期間放置しているようなら、中身を見ないで処分するとのことです。

 

本書ではその一定期間を半年以上としていますが、これは自分で決めてもよさそうですね。

 

「3の法則」で片づけを何度か繰り返していくと「一時保管」に仕分けされるものが減っていくそうですよ。

 

試してみたくなりますね♪

 

 

 

【ブックレビュー】『「読む」だけで終わりにしない読書術』多読や速読はしなくていい!

本要約チャンネル

『「読む」だけで終わりにしない読書術』多読や速読はしなくていい!

「読む」だけで終わりにしない読書術

(著者:本要約チャンネル/出版社:アスコム

 

本書は「本を読むだけでは何も変わらない。本を読み実践することが重要である。」と述べています。

 

そして、多読や速読はすすめていません。

 

本から知識を吸収し、実践するための7つの読書術を紹介しています。

 

私はそのひとつ「ドーパミン読書」に注目しました。

購入直後は、読書へのモチベーションが一番高いため、内容も身に付きやすく、実践もしやすい。

短時間でもいいので、自分に必要な箇所を読んでみることが大切だそうです。

 

なるほど・・・。せっかく本を購入しても買っただけで満足してしまって、そのまま本棚の肥やしになることも少なからずありますしね。

 

購入したら、少しでもいいので読んでみる。

 

積読の防止にもなりそうです。

 

【ブックレビュー】『インプット大全』インプットにはコツがあります!

インプット大全



『インプット大全』インプットにはコツがあります!

『インプット大全』(著者:樺沢紫苑/出版社:サンクチュアリ出版)

 

現代人は毎日、たくさんの情報を仕入れています。

しかし、一週間で仕入れる情報のうち、なんと3%しか覚えていません!

残りの97%は、残っていないのです。

なんだかビックリですね・・・。

 

本書では、効率よくインプットする方法が紹介されています。

 

「アウトプット前提で、インプットをする。」

 

そうすると、脳が活性化し、記憶に残りやすくなるそうです。

本を読んだら、ブックレビューを書くのもその一環ですね。

 

また本書では、速読や多読よりも「深読(しんどく)」をすすめています。

「深読」とは、本の内容を人に説明できるまで読み込むことです。

 

たしかに、いくら本をたくさん読めても、内容を覚えていなければ意味がありませんよね。

 

ブックレビューを書くことは、「深読」する訓練になるのでは。

そう思い、今後もブックレビューを書いていきます♪

 

 

【ブックレビュー】『オープンダイアローグ 私たちはこうしている』精神医学のあらたな取り組み!

オープンダイアローグ

 

『オープンダイアローグ 私たちはこうしている』精神医学のあらたな取り組み!

『オープンダイアローグ 私たちはこうしている』

(著者:森川すいめい/出版社:医学書院)

 

「オープンダイアローグ」をご存じですか?

 

私は、どこかで聞いたことがある程度でした。

オープンダイアローグとは、フィンランド発の手法で「開かれた対話」と呼ばれています。

 

いままでは、精神医学において治療の中心は、診察と服薬でした。

そんな精神医学の分野で、オープンダイアローグが注目されているそうです。

 

たまたま図書館で目にした本書。

 

この本を読み進めていくと、医療や福祉分野で働く人だけではなく、

一般の人にも役立つ内容だと感じました。

 

たとえば「話すことと聞くことを分ける」→相手が話している途中で口をはさまない。

これは私もキモに命じなくては・・・。

 

人間関係を良好にするのにも良い本です!